Draft May 31, 2022
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<aside> 👩🌾 「魚が釣れなくなった」
「気候が変化して昔ながらの勘だけでは苗を植える時期が読めなくなってきた」
私たちは東京で長い間暮らし、2021年、愛媛県松山市北条に越してきました。
北条では温かい人々に囲まれ、豊かな自然に抱かれ、東京では得られなかった穏やかな日々に感謝しながら暮らしています。
しかし、釣りが趣味のおじいちゃんや、畑で作物を育てるおばあちゃんからは、そんな声を聞きます。
地球環境は今でこそ、普通の生活の中ではまだ肌で感じられるほどの変化はないように思います。しかし、海の汚染や豪雨や干ばつの増加、それに伴う漁獲量の減少や農作物の不作などは、ニュースでも確実に耳にする機会が多くなっています。
東京にいた頃よりも、この豊かな自然を守り、人間だけでなく全ての生物、そして地球を含む、誰もが苦しまずに生きられるにはどうすればいいのだろうと考えることが増えました。
そんな背景から、私たちは北条の立岩地域で「ウカイロファーム」をスタートしました。ウカイロファームでは、自然農法でお野菜やハーブ、お花を育て始めています。
ウカイロファームを拠点に、老若男女誰もが集い、行動し、考えることができる「ウカイロプロジェクト」を始めます！「ウカイロコイン」は、そこで発行される地域通貨です。
地球にいいこと…
例えば農薬を使わないウカイロファームで何かお手伝いをしてくれたり、
例えば生ごみをコンポストに入れに来てくれたり、
例えばお花やお野菜の苗を植えに来てくれたり。
そんな行動に対してウカイロコインをお礼としてお渡しして、地域のお店でお買い物ができたり、仲間が開催するイベントの参加券になったり、ヨガのレッスンやお絵描き教室を受けられたり。
これは、私たちが北条に感じる魅力の中でも、特に感銘を受けた文化である、物々交換の社会から得た発想です。
助けたり助けられたり、そこにはお金以上の価値がある。その美しさに魅了された私たちが、北条の、そして地球の自然環境を守るために始めたのがウカイロプロジェクト。
“このままいくとディストピア(＝最悪な世界)かもしれない未来への迂回路を示す、でも仰々しいものではない、「みんなでちょっと寄り道してみない？」と軽く誘うような”プロジェクトです。
</aside>
運営側が中央銀行となり、ウカイロコインを発行します。マネーサプライは運営側で調整しますが、プロジェクト開始当初は、コインの価値はほぼありません😢。コインを稼げる場所と使える場所をたくさんつくり、コインを流通させながら貨幣価値をつくっていきます🙌。私たちも試行錯誤しているので、関わってくださるメンバーで、ともに面白がって価値をつくっていけることが理想です🙇。
ウカイロコインは、地球や人間や動物、この地球上に暮らすみんなが仲間であることを大切にしています。人間だけが便利な世の中になってきてしまったことで、環境が汚染されてきています。
たとえば、ウカイロファームなどの自然農法で野菜やお米を作っている農家さんたちは、虫たちを殺さずに共存しているし、海岸にたくさんのゴミが集まってきているのを地域の人が掃除したりしてくれています。
そんな、地球に優しい行動をすれば、ウカイロコインとその行動が交換できる仕組みです。
現状、ウカイロコインがもらえる行動は…